月刊教育書道誌 芦辺|最新情報



■第49回 毎日書き初め展、大賞・準大賞決定
大賞
学生大賞
準大賞
準大賞
団体賞

おめでとうございます!

審査風景


審査風景(令和6年1月8日 福山市市民参画センター)

審査評

審査委員長 松 岡 舟 波

 新春恒例の伝統行事「第四十九回毎日書き初め展」に四六三〇点の応募がありました。
 今年もコロナウイルス感染症に加え、インフルエンザが流行し、練習の時間や指導方法を工夫し、多数の応募をいただけたことに感謝申し上げます。
 審査会は、約六十名の審査員が感染対策をしっかり取りながら、慎重かつ厳正に行いました。表彰式も対策を取りながら四年ぶりに開催します。
 入賞作品は、幼年・小学校低学年は字形が正しく元気いっぱいの作品が、そして高学年は一点一画を大切に・美しく書かれた作品が選ばれました。中学生は行書が加わり、線を大切に、滑らかに書いた作品が好評でした。高校・一般の作品は古典表現が見られ、芸術的要素も加え、個性的な作品に魅力を感じました。書は線質と墨色そして余白を美しく見せることが大切です。
 今、世界が混乱していますが、こんな時世に日本の「書道」がユネスコ無形文化遺産に推選されました。書写・書道教育を通して、情緒豊かな人格を育んでいただき、書道という伝統文化を継承していただけることを祈念してお礼の言葉といたします。