■創立55周年 芦辺会友書作展が開かれました
 ■3月23日(水)〜27日(日)
 ■天満屋福山店 8f催場にて


芦辺書苑創立五十五周年を迎えて

芦辺書苑会長 高 橋 高 郷


 芦辺書苑がこの度五十五周年という記念すべき年を迎えるにあたり皆々様と共に喜びをわかち合いたいと存じます。
 さて、今、日本は未曽有の驚異的大災害に襲われました。東日本の凄惨な現場の映像を見続け、心を痛めております。亡き方々のご冥福、被災者の人々のご健全、復興の早からんことを祈らずには居られません。
 昭和三十一年六月創立以来五十五年、永きに渡り活動を続けてこられましたことは、偏に継承と発展の為、蔭に陽にご尽力賜わりました多くの方々、先輩各位の貢献、役員諸氏のご協力、「和」の一字のもと凝集された、責任感の賜物と心より感謝申し上げます。
 創刊以来私どもと歩みを共にして下さり優秀な印刷技術、誠意をもって出版し続けて頂いた二葉印刷様に、ここに改めて深い敬意を表するものであります。
 これからも創設当時の諸先生方の主旨をわきまえ、中正、堅実な歴史ある「芦辺」の書道誌向上に邁進させて頂きます。
 厳しい書の道を一致協力して六十周年をめざし地方文化の発展に務めて参ります。
 此の上とも本苑に一層のご指導ご支援を賜わります様心よりお願い申し上げます。



来賓の皆様によるテープカット