■第47回 毎日書き初め展、大賞・準大賞決定





おめでとうございます!

審査風景


審査風景(1月9日 福山市市民参画センター)

審査評

審査委員長 松 岡 舟 波

 第四十七回毎日書き初め展に、県内外・外国から五〇六五点の出品がありました。出品者の皆様、指導者の皆様ありがとうございました。
 今回も新型コロナウイルス感染拡大の為、作品作りや指導に苦労されたことと思います。審査も最大限の注意を払って行いましたが、残念ながら表彰式は中止せざるを得ませんでした。
 審査内容は、小学校低学年は正しい書き方で力強い作品を選びました。高学年は正確・力強さに加え、一点一画を大切にした作品が高評価を得ました。中学生になると、楷書に加え行書も多くなりその筆使いを重点に観ました。高校生は古典の用法・芸術的要素も加わり、表現が多様化していました。一般・師範部となると、多種多様で専門的な表現があり、運筆法・線質・余白の美・墨色等の良否が選考の分かれ目になりました。惜しかったのは文字・紙の寸法違いがあったことです。
 引き続いて書写・書道教育を通して美しい文字と美しい心、そして情緒豊かな人格形成を育んでいかれることを願っています。